米エルサレム首都認定 EU「重大な懸念」 パレスチナのアッバス議長と協議へ

 【ベルリン=宮下日出男】トランプ米大統領がイスラエルの首都にエルサレムを認定したことを受け、欧州連合(EU)のモゲリーニ外交安全保障上級代表は6日、「重大な懸念を表明する」との声明を発表した。モゲリーニ氏は同日、パレスチナ自治政府のアッバス議長と電話で会談し、来年1月に議長を招いて加盟国外相らと対応を協議する意向を示した。

 声明でモゲリーニ氏は、エルサレムの最終的な地位は交渉を通じて解決されるべきだとし、EUとしてそのための支援をしていく考えを強調した。地域の当事者には状況の悪化を避けるため、「冷静で抑制的」な対応を求めた。

 ドイツのメルケル首相も6日、トランプ氏の決定について「独政府はこの振る舞いを支持しない」と、報道官のツイッターを通じて強調。ロイター通信によると、メイ英首相も声明を発表し、「地域の平和にとり有益ではない」と懸念を表明した。

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