台湾国防部長が米記者の会見出席を禁止 記者協会が抗議

 台湾空軍の戦闘機の行方不明事故をめぐり、馮世寛国防部長(国防相に相当)が米メディア記者の質問に激高して会見出席を禁じると発言、記者協会が9日夜、抗議声明を発表した。

 事故は7日夜に起きた。仏製ミラージュ2000の4機編隊が台湾北部沖の台湾海峡で訓練中、1機がレーダーから消えた。墜落したとみられ、操縦士の行方は分かっていない。

 中台の事実上の休戦ラインである海峡中間線に近かったことから、米政府系ラジオ「アジア自由放送」の女性記者が8日の空軍の会見で、中国に「投降」した可能性がないかと質問。馮氏は9日の立法院(国会)の質疑で「なぜそんなことが思いつくのか」と激高し、この記者の会見出席禁止を宣言した。

 馮氏は空軍出身でこれまでも奔放な発言があったが、今回は質問を侮辱と受け取ったようだ。(ダナン 田中靖人)

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ