東日本大震災の被災地・石巻からタイへ絵贈る 津波被災地プーケットで

 2004年のスマトラ沖地震の被災地、タイ南部プーケットで5日、「世界津波の日」に合わせ、東日本大震災の被災地である宮城県石巻市の子供たちが描いた絵をプーケットの子どもたちに贈るイベントが開かれた。

 絵の交換は「にこにこ一般財団法人」(東京)が企画。私立石巻みづほ第二幼稚園(3月に休園)に通っていた園児ら約30人が絵の具を塗った木の葉を押して描いた。同幼稚園は東日本大震災で津波に襲われ、園に残っていた園児や教職員が屋根に逃れて助かったが、既に帰宅していて亡くなった園児もいた。

 プーケットでは5日、児童施設の子供や、剣道を習う子供たちに絵が贈呈され、お返しに石巻の子供たちへ絵を描いた。児童施設の女の子タンチャン・カンパイシーさん(8)は「私の絵が日本に贈られるのはとてもうれしい」と話した。

 にこにこ一般財団法人の浅野敬子代表理事は「お互いの幸せを願って絵をプレゼントし合う最初の試みとなった。今後、世界に広めていきたい」と話した。(共同)

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