トランプ政権 オバマケアを巻き戻し 避妊医療負担の義務化規定を緩和

 医療保険制度改革(オバマケア)が一部の避妊医療負担を企業に義務づけた規定をめぐり、トランプ米政権は6日、宗教上の理由から企業が望めば、負担を拒否できるようにする決定を出した。

 オバマケアは、性行為後の服用で妊娠を回避できる「緊急避妊薬」などの保険負担を、企業や非営利団体などに義務化した。これに対し、信仰の自由を侵すものだとの反発がキリスト教団体などから出ていた。

 避妊医療負担を義務づける規定は、宗教活動を行う小規模団体などを例外としていた。今回の決定は、例外対象を増やす形で、希望する団体は義務化の対象から除外される。

 トランプ大統領は昨年の大統領選で、キリスト教右派に支持を訴えようと、規定の廃止を掲げた。今回の決定は、オバマケアの改廃が難航しているトランプ氏にとって、「オバマ前政権時代の遺産」を巻き戻した格好だ。決定についてライアン下院議長は、「信仰の自由にとって画期的な日だ」と述べた。

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