ノーベル賞 「アイシュタインも喜ぶ」物理学賞のレイナー・ワイス氏 トランプ大統領へ皮肉も

 ブラックホールからの重力波を捉え、今年のノーベル物理学賞に決まったレイナー・ワイス氏(85)が3日、米マサチューセッツ工科大で記者会見し「信じられない。(重力波を予言した)アインシュタインが生きていたらきっと喜んでくれただろう」と語った。

 日本の重力波望遠鏡「かぐら」について「とても先進的な技術を使っている。協力して観測したい」と期待を示した。

 ワイス氏は、わずかな空間の伸び縮みを、光の干渉を使って検出する望遠鏡「LIGO(ライゴ)」を考案。研究の話となると大きな身ぶりを交え、早口でまくし立てた。「これからも望遠鏡の改善に取り組みたい。ノーベル賞(の騒ぎ)が妨げにならなければいいが」と会場を笑わせた。

 最後に「賞は、証拠に基づき自然を理解することへの賛辞だ。それは今、大変な危機にひんしている」と、科学を軽視する傾向にあるトランプ政権を言外に皮肉った。(共同)

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