独総選挙 「フランスと新たな時代望む」 ダニエラ・シュワルツァー独外交政策評議会研究所所長

 欧州連合(EU)は英国離脱などで過渡期にあり、経験豊富なメルケル首相が続投するのは重要だ。確かに債務危機で厳しい財政緊縮を重視し、難民・移民危機では調整が不十分との印象を与えたため、メルケル氏はEU内で緊張も生んだ。

 ただ、メルケル氏も今後はEU内で緊密に連携を取るよう努めるだろう。ドイツが選挙を終えたことで、特にフランスのマクロン大統領との協力を進め、新たな時代が始まることが期待される。ユーロ圏の統合深化など欧州統合の進展も本当に望めるかもしれない。

 トランプ米大統領との関係に苦労はしているが、ドイツが米国から離れることはない。引き続き法の支配や人権などの価値を訴えていくだろうが、経済でも安全保障でも、共通の利益を模索していくだろう。一方でドイツを含む欧州が強くなり、米国にとって魅力的になることも重要だ。(談)

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ