北、新型ミサイルで挑発も 多様な挑発選択肢、核は放棄せず

 【ソウル=名村隆寛】北朝鮮は、国連安保理による制裁強化決議案の採択を受け、12日のジュネーブ軍縮会議の会合で「対抗手段で米国にかつてない苦痛を与える用意がある」(北朝鮮代表)と表明するなど猛反発しており、核・ミサイルの開発はもちろん、挑発を続けるのは必至だ。

 米韓両軍は、北朝鮮のミサイル発射がいつでも可能な状態であると分析。7月に2回発射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星14」を通常角度で、日本上空を通過させ発射する可能性が現実視されている。

 また、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)「北極星3」や、火星14より射程が長い可能性がある3段式の「火星13」など、新型ミサイルの発射も警戒される。北極星3と火星13は、8月に金正恩朝鮮労働党委員長が軍事関連研究所を視察した際の写真に図面が写っていた。

 金正恩政権はこれまで、国際社会の懸念を無視し、核実験やミサイル発射など「予告」したことはほぼ実行してきた。ミサイル発射は今後も続き、サイバー攻撃などの可能性もある。金正恩氏が持っている“挑発の選択肢”は多彩だ。

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