慰安婦像、22日に除幕式 サンフランシスコ、米公有地で3例目 中国系米国人らの団体主導、韓国系も協力

 【ロサンゼルス=中村将】米カリフォルニア州サンフランシスコ市の中華街の公園で今月22日、慰安婦像の除幕式が計画されていることが分かった。関係者が明らかにした。中国系米国人らにより結成された「慰安婦正義連合」(CWJC)が主導し、韓国系団体なども協力する形で設置される。

 像が設置されるのは、セント・メリーズ公園の展示スペース。22日は同市議会が像設置を促す決議を採択してからちょうど2年目にあたる。

 像は韓国・ソウルの日本大使館前などに設置されている、いわゆる「少女像」とは違って、背中合わせに立った3人の女性が手をつないでいるデザイン。像の碑文には「日本軍に性奴隷にされた数十万人の女性や少女の苦しみの証拠」などと日本政府が「不適切」と指摘する表記がある。

 市議会決議の採択後、姉妹都市の大阪市の橋下徹前市長と吉村洋文市長がリー市長あてに懸念を伝え、慎重な対応を求める公開書簡を送付したが、サンフランシスコ市側は「像は民間のプロジェクト」などと取り合わなかった。

 関係者によると、像が設置される展示スペースは私有地だが、市に寄贈されることが決まっており、同州グレンデール市、ジョージア州ブルックヘブン市に続き、米国の公有地に設置される3例目の像となる公算が大きい。在米韓国系向けメディア「コリア・タイムズ」は除幕式に中国総領事らが出席すると報じた。

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