北ミサイル列島通過、懸念される『最悪の事態』 「正恩体制の存続保証」要求、米朝“水面下接触”で主張対立

 それにしても、北朝鮮の暴挙は狂気の沙汰だ。

 日本政府によると、北朝鮮は同日午前5時58分ごろ、首都・平壌(ピョンヤン)付近から弾道ミサイルを北東方向に発射した。ミサイルは6時6分ごろ北海道上空を通過、12分ごろ、太平洋上に落下した。事前通告は一切なかった。

 韓国軍合同参謀本部によると、弾道ミサイルの飛行距離は約2700キロで、最高高度は550キロ超だという。聯合ニュースが伝えた。高高度の「ロフテッド軌道」ではなかった。

 小野寺五典防衛相は同日午前、中距離弾道ミサイル「火星12」の可能性があり、「3つに分離した」「落下地点はわが国の排他的経済水域(EEZ)の外側」と述べた。「火星12」は射程4000~6000キロ。北朝鮮は今月、「火星12」4発で、グアムを包囲射撃することを検討していると表明し、日本の島根、広島、高知の上空を通過すると予告していた。

 今回、ミサイルが通過した北海道上空は、多くの航空機が飛行している。周辺海域は、多数の船舶が行き来している。通告なしのミサイル発射は国際ルールや人命を無視・軽視した、許されざる行為といえる。

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