米大統領警護隊の予算が払底、週末豪遊で隊員の給与圧迫

 【ワシントン=黒瀬悦成】米紙USAトゥデー(21日付)は、大統領警護隊(シークレットサービス)のアレス長官の話として、トランプ大統領や家族、滞在先の警護費用が大幅に膨らんだせいで今年の警護予算が底をついたと報じた。千人以上の隊員らの給与や残業代も支払えない状態だという。

 トランプ政権下では、警護隊による護衛の対象になっている人物は、トランプ氏の親族18人を含む計42人で、オバマ前政権時代よりも11人多い。隊員らは、トランプ氏の長女イバンカさんとクシュナー大統領上級顧問の夫妻による今年3月のコロラド州へのスキー休暇や、末娘の男友達との欧州旅行にも同行した。

 また、トランプ氏が週末になると南部フロリダ州マールアラーゴの別荘や東部ニュージャージー州のゴルフ場を頻繁に訪問していることも、警備費用がかさむ要因となっている。

 トランプ氏がマールアラーゴを訪問すると、毎回少なくとも300万ドル(約3億3千万円)かかるとされるほか、警護隊は今年、ゴルフ場でトランプ氏を警護するためのゴルフカートのレンタル費だけで約6万ドルを支払った。また、残業と出張続きで多数の隊員が離職しているという。

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