バルセロナテロ 7歳男児が行方不明 母親は重体 英豪国籍でメイ首相、緊急捜索呼びかけ

 【バルセロナ=岡部伸】スペイン北東部のバルセロナでワゴン車が群衆に突っ込み多数が死傷したテロで、英国とオーストラリアの国籍を持った7歳の男児が、病院に収容された母親と離ればなれになり、行方がわからず安否が気遣われている。メイ英首相が18日、「一刻も早く見つかるように不明の男の子を探している」と語り、確認に協力を呼びかけた。

 不明になっているのはオーストラリアに住む英国人、ジュリアン・キャドマン君(七つ)。

 オーストラリア在住の祖父のトニー・キャドマンさんがフェイスブックで明らかにしたところでは、ジュリアン君は母親のジョムさんと夏休みを利用してシドニーからバルセロナに遊びに来ていたところ、テロに巻き込まれた。

 ジョムさんは、中心部ランブラス通りで暴走したワゴン車にはねられて負傷。容体は安定しているが、逃げる際に一緒にいたジュリアン君が不明になったという。父親のアンドリューさんは数時間前にジュリアン君と電話で話したとして、捜索のためシドニーからバルセロナを訪問した。

 英国南西部のドーセット州で生まれたジュリアン君は、オーストラリアに移住するまで母親とロンドン南東のケント州に住んでおり、祖父は幼稚園の制服を着た写真を公開した。

 バルセロナなど2都市で起きた連続テロは、死傷者に夏のバカンスを楽しむため訪問していた外国人が巻き込まれた。

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