白人至上主義衝突 トランプ米大統領、衝突は「両方に責任」 批判さらに過熱か

 【ニューヨーク=上塚真由】米南部バージニア州シャーロッツビルで起きた白人至上主義の団体と反対派の衝突事件で、トランプ大統領は15日、ニューヨークのトランプタワーで記者会見を開き、「両方の側に責任がある」と述べた。トランプ氏の人種差別問題への対応が不十分だと批判が強まる中、発言を受けてさらに過熱しそうだ。

 トランプ氏は会見で、「(事件の)映像を入念に見た」としたうえで、「悪い団体がいたが、もう一つの団体もまた非常に暴力的だった。誰もそのことを言いたがらない」と指摘。事件の発端となった「右派の団結」集会の参加者については、「全員が白人至上主義者というわけではなかった」と擁護し、南北戦争の南軍司令官だったリー将軍像の撤去計画に抗議するために集まったと強調した。

 白人至上主義の団体と衝突した反対派の中には、1月の大統領就任式でも過激なデモを行った極左団体などが含まれていた。

 トランプ氏は当初、「多方面」の暴力などを非難するとの声明を発表。「人種差別を容認するのか」と野党だけでなく与党からも反発が強まり、14日に白人至上主義などを名指しで非難する声明を改めて出した。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ