北朝鮮は核・ミサイル確立まで対話の意思なし 中国も北の危険性理解 米前特使ロバート・キング氏インタビュー

 【ワシントン=黒瀬悦成】オバマ前米政権下で今年1月まで国務省の北朝鮮人権問題担当特使を務めたロバート・キング氏(75)が産経新聞のインタビューに応じた。キング氏は、大陸間弾道ミサイル(ICBM)級のミサイル発射を強行した北朝鮮は「核・弾道ミサイルの能力を確立するまで、(米国などとの)対話に応じる意思はないだろう」と指摘し、国際社会が経済制裁や人権分野で北朝鮮を一層締め付けることが重要だと強調した。

 また経済制裁のカギを握る中国については「中国国内では外交政策担当者らの間で北朝鮮に対する不安が高まっており、北朝鮮の核保有に関する危険性も理解している」と分析し、中国がさらなる対北圧力強化に動く余地はあるとした。

 一方、北朝鮮の金正恩体制が拘束している3人の米国人について、解放すれば米朝の対話再開に向け「前向きの効果をもたらす」と予測。米紙ワシントン・ポスト(電子版)も5日、トランプ政権が3人の解放を条件に北朝鮮との対話に応じるかの是非を検討中と報じており、今後、3人の処遇が米朝の駆け引きの焦点になる可能性が出てきた。

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