なぜ米公有地に2例目の慰安婦像は設置されたのか お祭りムードの除幕式の5日後に移設発表のワケ

 【ウワサの現場】

 米南部ジョージア州ブルックヘブン市の公園に6月30日、米公有地でカリフォルニア州グレンデール市に次いで2例目となる慰安婦像が設置された。韓国系住民で埋め尽くされた除幕式では、韓国人歌手によるステージが催されたり、慰安婦像の記念Tシャツまで販売されたりするなどお祭りムード一色となった。だが、除幕式からわずか5日後、市は他の大規模公園への移設計画を発表した。韓国系団体が持ち込んだ像設置をめぐり、市のドタバタ劇が続いている。(ニューヨーク支局長 上塚真由)

 「スリー、ツー、ワン!」。30日の除幕式。プログラムの最後、ブルックヘブン市のジョン・アーンスト市長、韓国系団体の関係者らが黄色い布を取り払い、「慰安婦像」を披露すると大歓声がわき起こった。

 感動のあまり涙を流す韓国系住民の姿も。大雨が降る中、記念撮影しようとする人が後を絶たなかった。

 除幕式では、慰安婦像をブルックヘブン市に寄贈したジョージア州アトランタの韓国系団体の幹部が、「われわれは政治的利益によって動いているのではない」と強調。また「これは韓国だけの問題ではない。(日本による)犠牲者は韓国だけでなく、中国、台湾、フィリピン、インドネシアなど少なくとも13カ国に上る」と持論を展開した。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ