ウクライナ保安局「ロシアのサイバー攻撃」断定 現金詐取は見せかけ、真の目的は

 ウクライナ保安局は1日、6月27日に起きた同国の政府や民間企業を狙った大規模サイバー攻撃について「社会や政治の不安定化を目的としたロシアの特殊機関が関与した攻撃だった」との声明を発表した。国際的なウイルス対策企業から得た情報を踏まえた分析結果という。インタファクス通信などが報じた。

 声明によると、2016年12月にウクライナの金融システムや交通、エネルギー施設を狙ってサイバー攻撃をしたハッカー集団と同一で、このことがロシア特殊機関の関与を証明していると指摘した。

 攻撃で身代金要求型ウイルス「ランサムウエア」の一種が使われたのは、現金の詐取が目的と見せかけるカムフラージュで、あくまで目的はウクライナの不安定化だったと主張した。

 ウクライナでは政府や銀行、地下鉄などがサイバー攻撃を受け、専門家は「ウクライナがこれまでに受けた最大のサイバー攻撃」と指摘していた。(共同)

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