コミー前FBI長官との録音記録「作っていないし、持っていない」 トランプ米大統領が明かす 存在装い圧力か

 【ワシントン=加納宏幸】トランプ米大統領は22日、ロシアによる米大統領選干渉疑惑の捜査をめぐり連邦捜査局(FBI)長官だったコミー氏と交わした会話の録音記録は存在しないとツイッターで明らかにした。解任したコミー氏に圧力をかけるため、「テープ」が存在するかのような発言をした可能性がある。

 トランプ氏はツイッターに「コミー氏との会話の『テープ』や録音記録があるかは知らない。私はそのような録音記録を作っていないし、持ってもいない」と書いた。だが、コミー氏を解任した3日後の5月12日には「コミー氏は報道機関に情報を漏洩し始める前に、2人の会話の録音記録が存在しないよう願った方がいい」と書いていた。

 コミー氏は今月8日に上院情報特別委員会が開いた公聴会で、自らが作成したメモを根拠にトランプ氏から疑惑捜査の中止を求める圧力を受けていたと証言。トランプ氏は否定しており、「テープ」の存在に注目が集まっていた。

 トランプ氏による「司法妨害」疑惑の調査に当たっている下院情報特別委員会はホワイトハウスに対して、録音記録が存在するのであれば23日までに提出するよう求めていた。

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