仏総選挙 第2回投票、マクロン新党勢い増す

 【ベルリン=宮下日出男】フランス国民議会(下院、定数577)の第2回投票が18日行われた。安定した政権基盤を確立したいマクロン大統領の新党「共和国前進」の陣営は11日の第1回投票で見せた勢いをさらに増しており、7割以上の圧倒的多数を確保するとの見方が高まっている。

 投票は18日午後8時まで行われ、即日開票される。大勢判明は同日夜(日本時間19日未明)の見通し。

 調査会社オピニオンウェイが15日に公表した世論調査結果によると、前進陣営の予測獲得議席数は440~470。保守系の共和党陣営70~90議席▽左派の社会党陣営20~30議席▽共産党を含む急進左派系5~15議席▽極右の国民戦線(FN)1~5議席。

 第2回投票は第1回投票で当選者が確定した4選挙区以外で行われる。前進陣営は約520人が第1回投票を通過し、うち449人が首位だった。過半数の議席確保は確実とされ、マクロン氏としては欧州連合(EU)強化や国内改革の公約実行に向けた態勢が整うことになる。

 第2回投票では第1回投票で過去最低の約49%にとどまった投票率も注視される。前進陣営の勝利の可能性が高まり、有権者の関心が薄れたことなどが背景にあるとされる。このため、巻き返しを図る他陣営だけでなく、圧勝しても幅広い国民の付託を受けたといえないとして、前進も投票を積極的に呼びかけている。

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