ロンドン火災 防火設備不備で被害拡大か

 【ロンドン=岡部伸】ロンドン西部の高層アパートで起きた大規模火災で、警察当局は15日「テロであることを示す証拠はない」として、テロと無関係との認識を示した。当局によると、同火災で17人が死亡、70人以上が負傷した。逃げ遅れて建物内に取り残された住人が多数おり、犠牲者数はさらに増える可能性がある。

 英メディアによると、スプリンクラーが設置されておらず、火災報知機も作動しないなど建物内の防火設備が機能しなかった可能性が浮上、「かつて経験したことのない規模の火災」(ロンドン消防局のコットン局長)は、人災との疑いが強まった。

 英BBC放送などによると、高層アパートは低所得者用福祉住宅で、400~500人が住んでいた。建物の1階から3階までは公共施設などが入り、BBC放送は、その上にある住宅部分の4階付近が出火元である可能性があると伝えた。

 住民の話として自室の冷蔵庫から出火したと話していたとの報道のほかに、最近行われた改装工事でガス管を交換した際に何らかの原因でガスが漏れて引火したとの見方も出ている。

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