トランプ米大統領、コミー前長官を「卑劣」と罵倒、担当検事には電話攻勢

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は11日、一連のロシア疑惑に関して8日に上院情報特別委員会で証言した連邦捜査局(FBI)のコミー前長官をツイッターで「とても卑劣だ!」と非難した。

 トランプ氏は、コミー氏が証言で、トランプ氏との会話を書き残した備忘録の内容を報道機関に伝わるようにしたと述べたことに関し、「コミーによる情報漏洩は、誰もが思っているよりもはるかに広範囲に渡っていると思う。完全に違法ではないのか?」と根拠を明示せずに書き込んだ。

 一方、今年3月にトランプ氏に罷免されたニューヨーク連邦地検のプリート・バララ元検事は11日、ABCテレビの報道番組に出演し、FBIによるフリン前大統領補佐官(国家安全保障問題担当)に対する捜査に関し、トランプ氏が「司法妨害」を行った容疑を立件するのは可能であるとの見方を明らかにした。

 バララ氏はまた、トランプ氏が昨年の政権移行期に2回にわたって直接電話をかけてきたと語った。いずれの電話も「個人的な関係の構築」を図っていたと感じられ、司法当局者に対する電話として「不適切だった」との見方を示した。

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