公園に慰安婦像設置へ 米国で公有地2例目 ジョージア州ブルックヘブン市

 【ニューヨーク=上塚真由、ロサンゼルス=中村将】米南部ジョージア州ブルックヘブン市議会が、市内の公園に慰安婦像を設置することを決めたことが分かった。像は韓国系米国人団体が寄贈、今月末にも設置される。2015年12月の慰安婦問題の最終的かつ不可逆的な解決をうたった日韓合意以降、米国の市議会が像設置を決めたのは初めて。米国内で2例目の公有地での設置となる。

 関係者や地元メディアによると、像設置は韓国系団体が要望し、5月23日の市議会で検討された結果、全会一致で決定した。アーンスト市長は「現在も世界で起きている性や人身売買に対する問題意識を高める」と像設置の意義を強調。韓国系団体の代表者は「市の勇気と情熱、献身に感謝したい」と話しているという。像が設置される予定の公園にはすでにスペースが確保され、今月29日に記念式典が予定されている。

 韓国系団体は約3年前から同州で像の設置を計画。2月にアトランタの「公民権・人権センター」敷地内に設置する計画を発表していたが、3月に同センターが設置を認めない方針を決定。地元韓国メディアは「日本人がセンターの後援企業などに設置反対を働きかけた」などと報じ、韓国系団体は別の場所での設置を模索していた。

 カリフォルニア州グレンデール市では13年7月に慰安婦像が設置され、同州サンフランシスコ市の公園にも年内に像が設置される懸念が高まっている。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ