トランプ政権 トランプ大統領、イスラエルへ 中東和平交渉の打開狙う

 【カイロ=佐藤貴生】就任後初めて海外歴訪中のトランプ米大統領は22日、サウジアラビアに続き2カ国目となるイスラエルを訪れ、ネタニヤフ首相と会談する。トランプ氏は2014年に中断したパレスチナ和平交渉の再開に意欲を示しているが、今回の訪問でどこまで具体策を打ち出せるか注目される。

 米イスラエルの首脳会談は同日夕(日本時間深夜)予定される。トランプ氏は2月のネタニヤフ氏との会談で、イスラエルとパレスチナの「2国家共存」にこだわらない姿勢を示していた。今月のパレスチナ自治政府のアッバス議長との会談で、トランプ氏は中東和平への仲介役を自ら果たすと述べたものの、交渉再開への具体策は提示しなかったと伝えられる。

 また、トランプ氏は会談に先立ち、エルサレム旧市街にある「嘆きの壁」を米大統領として初めて訪問する。パレスチナ自治政府は、旧市街を含む東エルサレムを将来の独立国家の首都と位置づけており、アラブ世界の反発を呼ぶ可能性もある。

 トランプ氏は23日、ナチス・ドイツによるユダヤ人大虐殺の犠牲者らを追悼する国立記念館「ヤド・バシェム」を訪れるほか、パレスチナ自治政府のアッバス議長とも会談する。

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