トランプ政権 対日赤字「耐えられぬ」 削減は使命とロス米商務長官

 ロス米商務長官は4日、日本やメキシコに対する貿易赤字が3月に急増したことについて「米国はこれ以上耐えられない」とする声明を発表した。米国の労働者と企業を守るため「通商相手との関係を再調整するのがトランプ政権の使命だ」とし、赤字削減への強い意欲を改めて表明した。

 声明は3月の貿易収支の発表を受けて公表された。

 トランプ政権は「公正な貿易」の実現を掲げており、日本の自動車貿易などを問題視して2国間協議の場で圧力をかけてくる可能性がある。メキシコに対しては、北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉での強硬姿勢が想定され、メキシコに工場を置く日本の自動車メーカーなどに影響が及びそうだ。

 声明は、米国について最も大きな赤字相手である中国については批判しなかった。トランプ政権は北朝鮮問題で中国の協力を取り付けたい考えで、無用な刺激を避けたとみられる。(共同)

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