北朝鮮情勢 トランプ米大統領、金正恩委員長と「適切なら会談」 大統領報道官は「条件整っていない」と否定

 【ワシントン=加納宏幸】トランプ米大統領は1日、ブルームバーグ通信のインタビューで、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長に関し、「私が会うことが適切であれば会談するだろう。そうなれば光栄だ」と述べ、状況が許せば会談する考えを示した。トランプ氏の発言を受け、スパイサー大統領報道官は記者会見で、北朝鮮が挑発行為を続けているため「条件は整っていない」と述べた。

 トランプ政権は4月26日に発表した北朝鮮の核・ミサイル開発に関する対処方針を明らかにしたティラーソン国務長官らの声明で「米国は朝鮮半島非核化の目標に向けた交渉にはオープンだ」としている。

 北朝鮮側との対話には核開発の放棄が前提との立場を取っており、スパイサー氏はトランプ氏の発言はティラーソン氏らの声明と矛盾しないと説明。北朝鮮に挑発行為を直ちに止め、誠意を見せるよう求めた。

 トランプ氏は昨年の大統領選でも金委員長と首脳会談を行う可能性に言及。4月30日に放送されたCBSテレビとのインタビューでも「スマートクッキー(利口な人物)」と呼んだ。

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