国内結束固めて交渉 英首相 米大統領らと電話会談 解散総選挙前倒し実施の方針説明

 【ロンドン=岡部伸】英国のメイ首相は18日、トランプ米大統領やメルケル独首相、欧州連合(EU)のトゥスク大統領らと電話会談し、下院を解散して2020年に予定されていた総選挙を6月8日に前倒し実施する方針について説明、国内を一致団結させて離脱交渉に臨むとして理解を求めた。英首相官邸が明らかにした。

 メイ氏は18日発表した声明で、EU離脱交渉に関して、政府は「正しい計画」を持っているが、「政治ゲーム」を繰り返す野党の反対で議会が分裂状態にあると指摘。政治を安定させた上で交渉に臨む考えを、各国首脳に伝えたとみられる。メイ氏は18日、EUのユンケル欧州委員長、アイルランドのケニー首相とも電話会談した。

 メイ氏は、総選挙の前倒し実施に向けた法案を19日に下院に提出する。下院は同日、総選挙実施を採決する見通し。承認には議会の3分の2以上の賛成が必要だが、労働党は選挙実施を支持しており、法案は承認される見込みだ。

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