韓国、次期大統領選に向け始動 文在寅氏が大きくリード 投票日が5月9日に暫定決定

 【ソウル=名村隆寛】朴槿恵(パク・クネ)前大統領が失職した韓国で、次期大統領選に向けた動きが始まっている。中央選挙管理委員会は「5月9日までに新大統領を選出するように」との談話を発表。聯合ニュースは13日、投票日が5月9日に暫定的に決定したと報じた。

 その場合、選挙日程の公示期限は今月20日となる。大統領代行の黄教安(ファン・ギョアン)首相は17日までに選挙日を指定する考えだ。候補者登録申請は4月15~16日となる。

 左派系の最大野党「共に民主党」は、党公認候補選びに向けたテレビ討論会を実施。13日には申請を締め切り、党内の候補4人が決まった。中道左派の第2野党「国民の党」は4月5日に候補を決める。朴政権の与党、自由韓国党(旧セヌリ党)も候補を選ぶ管理委員会を発足。同党を離れた議員らで構成する「正しい政党」は月内に候補を決める方針だ。4月上旬までに各党候補が出そろう。

 朴氏の失職後、初めて行われた世論調査(聯合ニュースとKBS放送が11~12日に共同実施)によると、主な候補の支持率では、「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)前代表が29・9%で1位。2位は同党所属の安煕正(アン・ホジョン)忠清南道知事で17%だった。3位以下は黄首相(9・1%)、同党所属の李在明(イ・ジェミョン)城南市長(9%)、「国民の党」の安哲秀(チョルス)元代表(8・4%)が続く。中でも、文氏は自身が所属する「共に民主党」以外の候補と争った場合、いずれも相手を大きくリードしている。

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