金正男氏殺害 過去もテロ関与ほぼ否定 北朝鮮、例外は拉致問題

 北朝鮮は大韓航空機爆破やラングーン(現ヤンゴン)爆弾テロなど、過去に自国の工作員らが外国で起こしてきたテロ事件でも関与を否定、韓国の陰謀と主張してきた。2002年の日朝首脳会談で日本人拉致問題を認めたのは異例だが、「特殊機関の一部」がやったとして故金正日総書記の関与は否定している。

 1987年の大韓航空機爆破事件では、バーレーン空港で服毒自殺に失敗し拘束された金賢姫北朝鮮工作員(当時)が、ソウル五輪の妨害を目的に、当時書記だった金正日氏の指示で実行したと自供した。しかし北朝鮮は韓国の捏造だと主張し、現在も関与を認めていない。

 韓国の閣僚ら計21人が死亡した83年のラングーン爆弾テロ事件では、ビルマ(現ミャンマー)当局が「北朝鮮工作員によるテロ」と断定し、北朝鮮との国交を断絶した。北朝鮮は「韓国の自作自演」と反発した。2010年の韓国海軍哨戒艦沈没も、韓国当局が北朝鮮の犯行と断定したが、北朝鮮は関与を否定している。(共同)

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ