金正男氏、密入国でディズニーランド訪れようとして強制退去の過去も

 テレビ朝鮮など韓国メディアは14日、複数の韓国政府関係者の話として、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム)氏が13日午前、「マレーシアで北朝鮮の女スパイによって工作員に毒殺されたとみられる」と報じた。

 テレビ朝鮮によると金正男氏は13日午前9時ごろ、マレーシアの首都クアラルンプールの空港で2人組の女に毒針を刺されて死亡。女2人はタクシーで逃走したという。

 金正男氏は故金正日(キム・ジョンイル)総書記の長男として一時は後継者候補に目されたこともあった。また、日本に何度も密入国を繰り返していたとされる。

 2001年5月には成田空港で、ドミニカ共和国の偽造パスポートを持った中国人名義の男が、妻子とみられる男女とともに入国しようとしたところを、拘束される事件が発生した。

 男は「東京ディズニーランドに行きたかった」と密入国を企てた理由を説明したが、強制退去処分となり、中国へと移送された。日本政府はこの男を正式には金正男氏と認めていないが、同氏本人であったことは間違いないとされる。

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