【中国ネットウオッチ】日本のノーベル賞受賞に中国ネット「アジアの希望」「731部隊のおかげ」

 「また日本人か」。今年のノーベル医学・生理学賞に東京工業大学栄誉教授の大隅良典氏が選ばれたニュースは、中国人にも驚きを持って受け止められた。中国メディアは日本の「ノーベル賞現象」の背景を探り、多くのネットユーザーも率直な称賛の声を上げたが、「中国人を使った人体実験のおかげ」と“歴史問題”にこじつける書き込みもあった。

 北京の有力紙、新京報は「日本はなぜノーベル賞を多く受賞しているのか」と題した劉志権・南京師範大文学院副教授の寄稿を掲載。劉氏は「中国人にとって、ノーベル賞は容易に解けない心のわだかまりだ」とし、2015年の医学・生理学賞に中国人として初めて女性薬学者の屠●(=口へんに幼)●(=口へんに幼)氏が選ばれたことなどで「焦りが緩和された」ものの、「今回、日本は再びわれわれの冷静さを失わせた」と指摘した。

 00年以降に日本の研究者の受賞者が17人となったことなどから劉氏は「この大きな格差は確かに大きな問題だ。中国にはなぜ学術界の『大家』が出ないのか」と自問し、中国の教育分野においては問題が多いために本当の“元凶”を見つけ出すのは難しいと論じた。

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