韓国、ノーベル賞今年もゼロの悲哀 高額研究費投入も結果出ず「受賞しない方がいい」

 「今年も科学部門のノーベル賞の主人公は韓国ではなく日本だった」(中央日報)。自然科学分野で3年連続、計22人の受賞となった日本に対し、韓国はいまだ同分野の受賞者ゼロで、メディアは嘆き節だ。先進国でトップレベルの研究資金をつぎ込んでも結果を出せないシステムへの批判の声は強く、「受賞しない方がいい」という主張まで出てきた。

 韓国では例年、ノーベル賞の時期には日本を意識した報道が目立つ。今年も東京工業大の大隅良典栄誉教授の医学・生理学賞受賞決定が詳しく報じられた。日本と韓国の自然科学部門の受賞者を「22対0」と報じるメディアもあった。

 韓国の研究開発費は、2014年時点で世界6位、国内総生産(GDP)比は4・3%で世界1位とされる。しかし、東亜日報は「適材適所に配分されず、集中と効率から出る成果とは程遠い」と指摘する。

 朝鮮日報は「韓国の大学教授の平均年収は9500万ウォン(約876万円)だが、週9時間以上講義する『教授クラスの講師』は1700万ウォン(約157万円)」として格差が深刻だと訴える。日本の研究費分配システムを評価する一方、韓国のシステムでは「大隅氏も『特別待遇ではないか』とやり玉に挙げられていただろう」と自虐的だ。

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