韓国のTHAAD配備に対する中国の報復が始まった!蜜月は何処へ…朴槿恵大統領は夜も眠れぬ日々

 【桜井紀雄が見る劇場型半島】

 米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備が決まって以降、中韓関係がこじれにこじれている。習近平政権の思惑を代弁する中国メディアは連日非難キャンペーンを展開。韓流スターの中国でのイベント中止やビザ発給への影響も伝えられ、韓国メディアは中国による「報復だ」と戦々恐々としている。朴槿恵(パク・クネ)政権は“中韓蜜月”といううたかたの夢から覚め、中国の本性を思い知らされたようだが、一部野党議員らが北京もうでを強行するなど、THAADをめぐる国内での政争が収まる気配はない。

■韓流より愛国…右にならえ見せつけ

 「韓国に対する制裁は事実上、既に始まっている。これはシグナルにすぎない」

 中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報は9日、論評でこう警告した。「THAADが配備されれば、両国関係が冷え切り、貿易も大きな損失を受けるだろう」

 シグナルとは、韓流ビジネスをめぐる中国での最近の動きを指しているとみられる。

 「不可抗力の理由で、6日に予定されていたファン・ミーティングを延期します」。北京で行われるはずだった韓流ドラマ出演者とファンの交流イベントについて、中国の主催者側のサイトに唐突にこう告知されたのは今月3日のことだ。

 韓流女性グループの中国公演なども突然キャンセルされ、中韓合作ドラマで韓国人女優の出演部分をカットするとの噂も持ち上がった。

 このほか、中国が、韓国人の商用ビザ取得を代行してきた中国業者の資格を停止し、事実上、発給を厳格化したとも伝えられる。

 インターネット上には、韓流スターやドラマ名を挙げた「禁韓令」と称する「報復対象リスト」も出回っている。

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