南米初のリオ五輪が盛大に開幕 205カ国・地域から1万1千人 スローガンは「新しい世界」

 【リオデジャネイロ=佐々木正明】第31回目を迎える夏季五輪の開会式が5日夜(日本時間6日午前)、ブラジル・リオデジャネイロのマラカナン競技場で行われ、南米大陸で初めて開催されるオリンピックの幕が開いた。今大会は、前回のロンドン大会を上回る史上最多の205の国と地域から、約1万1千人の選手が参加する。

 競技では112年ぶりにゴルフが復活し、ラグビー7人制が初めて採用された。21日までの17日間、28競技306種目で熱戦を繰り広げる。日本は国外開催として史上2番目となる338選手を派遣。ロンドン大会の倍となる14個の金メダル獲得を目標とする。

 大会のスローガンは「新しい世界」だ。コソボ、南スーダンが初参加。国際オリンピック委員会(IOC)は、紛争や内戦で祖国を逃れたシリア出身の選手らで結成する「難民選手団」の出場を認めた。

 一方、国ぐるみのドーピング問題が発覚したロシア選手団は、当初出場を予定していた選手の3割が参加を認められず、大会に暗い影を落とした。

 また、ブラジルのルセフ大統領は弾劾手続きが進んでおり、5日の開会式を欠席。代わりに、テメル大統領代行が開会宣言した。

 今大会は、世界各地でテロが頻発する中での開催となり、ブラジルの治安当局は、ロンドン大会の倍以上の約8万5千人の警官や兵士を競技施設などに派遣。競技は厳重警戒の中、行われる。

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