テロ計画グループに日系人? 隣国でカラシニコフ購入計画/リオ五輪

 【リオデジャネイロ=佐々木正明】イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)に共鳴した集団が、リオデジャネイロ五輪期間中にテロを企てたとして逮捕された事件で、集団の中に日系人らしき容疑者が含まれていたことが22日、明らかになった。

 地元週刊誌ベージャ(電子版)によると、摘発されたグループの中に「ヨシタケ」という名前が含まれていた。容疑者には10代の少年も含まれており、他にも2人の逮捕状を取っているという。

 容疑者らはISと直接、連絡を取り合っていたわけではないが、ネット上で「イスラム法(シャリア)の守護者」というグループに参加。ISのテロを支持するメッセージのやりとりを繰り返していた。

 治安当局は数カ月前からこのグループの動向を監視。メンバーのうち何人かはISに忠誠を誓い、隣国パラグアイで、自動小銃「AK47」(通称カラシニコフ)を購入する準備をしていたことを確認したため、逮捕に踏み切った。

 会見に応じたブラジルのモラエス法相は逮捕した容疑者らについて、「全くの素人で、攻撃を実行するには準備不足だった」と指摘。これまでのところテロ発生の直接的な脅威を示す情報はないとしつつ、「ブラジルは五輪が開催されるために、ISの標的になっている」と述べた。

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