米中“原潜”攻防戦激化 米軍、最新装備で中国側封じ込め 南シナ海で緊張状態
米国と中国が南シナ海を舞台に軍事的緊張を高めるなか、米中による「潜水艦攻防戦」が注目されている。空母を「表の主役」とすれば、潜水艦は「裏の主役」だ。中国は対米戦略上、同海域を戦略ミサイル原子力潜水艦の「聖域」にしようと狙う。これに対し、米国は「航行の自由」を守るだけでなく、中国の軍事的覇権や野望を阻止するため、最新鋭の装備で、空と海から中国潜水艦を封じ込める構えだ。
カーター米国防長官は5日、マレーシア沖の南シナ海に展開する米原子力空母「セオドア・ルーズベルト」を視察。中国が、同海域の岩礁を勝手に埋め立てて軍事基地化していることに断固反対し、「航行の自由」で妥協しない決意を示す狙いとみられる。
米中激突となった3日の米中国防相会談と、4日のASEAN(東南アジア諸国連合)拡大国防相会議は、マレーシアの首都クアラルンプール近郊で行われた。セオドア・ルーズベルトはインド洋で先月行った海上共同訓練「マラバール」参加後、南シナ海入りした。「動く前進基地」である空母の展開は、中国へのけん制でもある。
こうしたなか、中国潜水艦の挑発ともいえる危険な行為が報告された。
中国の攻撃型潜水艦が先月末、日本近海で、米原子力空母「ロナルド・レーガン」に異常接近していたのだ。米ニュースサイトが米中国防相会談当日に報じた。
南シナ海や西太平洋の海中では、中国潜水艦と米海軍が熾烈な攻防戦を展開している。



