マレーシア機撃墜 ロシア製対空ミサイル「ブク」が最有力 オランダ当局

 【モスクワ=黒川信雄】ウクライナ東部で昨年7月に起きたマレーシア航空機の撃墜事件で、国際調査を主導するオランダの捜査当局は3月30日、ロシア製地対空ミサイル「ブク」による撃墜が可能性として「最有力」だとして、目撃情報を提供するよう呼びかけを始めた。ロイター通信などが報じた。

 オランダ当局は、「複数の説が存在する」としつつ、ブクによる撃墜説が「(事件をめぐる)疑問に最も多く答えている」と指摘。ミサイルの輸送や発射に関する情報の提供を求める動画をインターネット上などで公開した。動画には、親露派によるものとされるミサイルに関する電話の音声も含まれている。

 事件をめぐっては、ウクライナ東部を支配する親ロシア派武装勢力がブクを使い撃墜したとの見方を米国やウクライナが強めているが、ロシア側はウクライナ空軍機による撃墜や、同国軍がブクを入手し使用した可能性などを示唆している。事件では乗客乗員298人が死亡した。

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