大韓航空騒動 激高副社長、弟も過去に暴言 親泣かせの財閥子息:イザ!

2014.12.11 18:51

大韓航空騒動 激高副社長、弟も過去に暴言 親泣かせの財閥子息

 【ソウル=名村隆寛】大韓航空の女性副社長が、自社機内での接客作法をめぐって激高、離陸直前の旅客機を滑走路から引き返させ、客室サービス責任者を機内から降ろした問題で、韓国の検察当局は11日、航空法違反の疑いで大韓航空本社などを家宅捜索した。海外でも大きく報道された今回の騒動について韓国内では、大韓航空を含む同族会社や、財閥企業では、「よく起こりうる出来事」としてとらえる見方が少なくない。

 今回、非難の渦中にいる大韓航空の趙顕娥(チョ・ヒョンア)副社長(辞表提出済み)は、同社を抱える韓進グループの会長、趙亮鎬(チョ・ヤンホ)氏の長女で、同グループ創設者の趙重勲(チョ・チュンフン)氏の孫にあたる。

 事実上の同族財閥企業である韓進グループの“三代目”が起こした騒動をきっかけに、韓国では「趙一族」の不祥事など、過去のあら探しが続いている。

 趙顕娥氏と同じく、大韓航空の副社長を務める弟の源泰(ウォンテ)氏は、2005年に車の運転のトラブルで70代の老女を口論の末に押し倒しとして立件された。12年には、私立大学の運営にからみ、市民団体に暴言を吐くなどしたとされる。

 韓国紙、ハンギョレ(電子版)は、同社元役員の話として、趙亮鎬会長の夫人で顕娥氏らの母親が過去に空港で社員を大声でののしり、周囲の人々からひんしゅくをかったことがある、と報じた。

 同紙はまた、「表向き、(大韓航空の)社員は黙ってはいるが、(今回)起こるべきして事が起きたと思っている者も少なくないようだ」とする幹部の話を伝えている。

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