いよいよワシントン首都圏に「慰安婦」碑設置計画、ミシガン州では像

 韓国系団体が、ワシントン首都圏に「慰安婦」碑、ミシガン州に「慰安婦」像を設置する計画が明らかに。米国には既に4基。日本の対応が問われる。

 【ワシントン=青木伸行】米国で韓国系団体などが、新たにワシントン首都圏に「慰安婦」碑を、ミシガン州に「慰安婦」像を設置する計画であることが3日、関係者の話で明らかになった。日韓両政府は、米国の仲介により関係改善を模索しているが、米国を舞台にした韓国側の攻勢が抑制される気配はまったくない。

 ワシントン首都圏の設置場所としては、バージニア州北部フェアファクス郡が有力視されている。関係者は、資金調達などの準備が整い、碑の石材も購入済みで、「起工式は5月にも行われる」と話している。

 バージニア州議会では3月、公立学校の教科書に、「日本海」に加え「東海」を併記することを義務づける「東海」併記法が成立した。これを受け関係者は、「次は慰安婦碑を建立する」と明らかにしていた。

 コロンビア特別区に設置する構想もある。仮に、政治の中心地である首都に設置されれば、慰安婦をめぐる韓国側の歴史認識と、人権侵害との主張を具現化する政治的な象徴として、他の都市に設置される以上に大きな意味をもつ。

 それだけに、米政府の日韓関係に対する配慮も働けば、当局から許可を得ることは容易ではなく、在米韓国大使館の敷地内にでも設置しない限り難しい、という観測もある。

 韓国系団体などはこうした計画を、日本側の妨害を極度に警戒し、水面下で進めている。

 一方、ミシガン州では、デトロイト郊外サウスフィールドにある「ミシガン韓人文化会館」の前に、慰安婦像が設置され、8月に除幕式が行われる予定だ。

 慰安婦像は、カリフォルニア州グレンデール市や、韓国ソウルの日本大使館前などの像を制作した彫刻家の手によるものだという。

 米国では慰安婦像はグレンデールに1体、慰安婦碑はニュージャージー州のハッケンサックとパリセイズパーク、ニューヨーク州ウエストバリーに計4基が設置されている。“設置ラッシュ”をいかに阻止するか、日本の対応が改めて問われている。

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