「豊胸ダンサー」拒んで…世界第2位の整形大国「ブラジル」の現実

 ブラジル・リオデジャネイロで2月28日、恒例の「リオのカーニバル」が開幕する。1週間足らずで観光客70万人以上を集める世界的なイベントだが、昨年12月、あるサンバ学校が行った「募集広告」が話題となった。学校側が求めたのは、豊胸手術をしていないダンサー。条件にあえば、衣装代を無料で提供される。実は、ブラジルは美容整形は施術件数で米国に次ぐ世界2位という整形大国。募集広告は、国民の間で進む「見せかけ体づくり」への警鐘でもあった。

■美しく自然な乳房

 フランス通信(AFP)によると、この募集はニュースサイトG1が伝えた。学校は1955年に創設された「モシダージ」で、同校はクライマックスのパレードにも登場し、学校間のコンテストで優勝するなど、毎年、リオのカーニバルを代表するサンバチームを結成しているという。

 同校が募集したのは「豊胸シリコンが入っていない」ダンサー20人。大きさを問わず、美しく自然な乳房を持っていることが条件だ。一般的にダンサーたちは衣装を自前で用意するが、選ばれたダンサーにはカーニバルのパレードに出場する際、最高504ドル(約5万1千円)相当の衣装を無償で提供。さらに同校のパレードの先頭で踊ることができる。

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