凶暴チワワの群れ、ヒョウが街に…世界で頻発する“動物パニック”の恐怖

 インド・ウッタルプラデシュ州で今年2月、野生のヒョウが突然、病院や映画館などに現れ、住民らを襲った。警察官を含め計7人が負傷。街を混乱に陥れた。また、米アリゾナ州フェニックスでは、人々を追い回す凶暴な小型犬チワワの群れが出没。全米を騒然とさせた。いずれも、巨匠ヒチコックが描いた、鳥が人を襲うパニック映画「バード」さながらの光景だが、動物たちにいったい何が起きているのか。(大谷卓)

 ■トイレからひょっこりとヒョウが顔を出し…

 ヒョウに「襲撃」されたのは、ニューデリーの北東約60キロにあり、人口100万人以上を誇るウッタルプラデシュ州のメラート。インド主要紙タイムズ・オブ・インディア(電子版)によると、2月23日午前11時半ごろ、材木店の経営者の男性が、倉庫のトイレから出てくるヒョウを見つけた。

 鉢合わせた男性は驚いて屋内に逃げこみ、警察に通報。2時間近くも行方が分からなかったが、材木板から突然飛び出した。周囲にはすでに人だかりができており、ヒョウは見物人に襲いかかった。その後、陸軍病院の空き部屋にいるのが見つかり、警察や野生動物保護当局が麻酔銃を発砲。しかしヒョウは鉄柵を壊して逃走した。

 ヒョウはさらに映画館の敷地に入り、次いで住宅地へ。“暴走”を続け、住民6人と、捕獲しようとした警察官1人を負傷させた。

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