新井千鶴、五輪1年延期で「希望が持てた」不動心で心技体を磨く/柔道

 東京五輪柔道女子70キロ級代表に内定している新井千鶴(26)=三井住友海上=が7日、オンラインでの合同取材に応じ、来夏に延期になった五輪への思いを語った。

 「延期という形で(東京五輪に)出場できる希望が持てただけで良かった。今を大事にしてやらないと、先はない」

 3月下旬、新型コロナウイルス感染で金メダルを目指す東京五輪が1年延期になった。実戦機会を失った女子70キロ級で闘う新井は、屈強な海外勢に立ち向かうために自重トレーニングなどで体力面強化に励む。技術面では過去の映像を見返し、失点場面の多くで相手に組み負けていることを確認。崩し方などを意識して組み手を磨く。

 東京五輪の試合日のはずだった7月29日を迎えたときは「きょうが試合日か」と思ったというが、同時に来夏への覚悟が決まったという。僅差で代表を逃した2016年リオデジャネイロ五輪以降、17、18年と世界選手権を2連覇するなど実績を積み重ねてきた。

 「(五輪は)近づくけど、遠のく感じ。でも過程があるから心技体、成長していける。何があろうとブレずにやっていきたい」と不動心を強調。2月から遠ざかる試合機会は未定だが、開催を信じて自分と向き合う。

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