田子ノ浦親方、夜に外出泥酔 眠っている写真ネット流出…阿炎に続き相撲界また不適切行動

 大相撲の田子ノ浦親方(44)=元幕内隆の鶴=が、不要不急の外出禁止などを求めた新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインに反し、夜に外出して飲食をしていたことが28日までに分かった。東前頭5枚目阿炎(26)が場所前と7月場所開催中に外出して会食していたことが発覚し、今場所中は自宅謹慎となったばかり。弟子を指導監督する立場にある、部屋持ち師匠の不適切行動に波紋が広がる。

 力士だけでは、なかった。弟子らの体調管理に気を配り、指導監督する立場にある部屋持ち師匠の田子ノ浦親方が夜に外出、飲食していたことが発覚した。

 関係者によると、泥酔して眠っている様子の写真がネットに流れたことを受けて、日本相撲協会・鏡山危機管理部長(62)=元関脇多賀竜=が27日に同親方を呼び、厳重に注意した。田子ノ浦親方はこの日、抗原検査を受けて陰性だったが、きょう29日も再び同検査を受けるという。

 1月の初場所以来、観客を動員して開催された7月場所では、7日目から休場した阿炎と部屋の違う休場中の幕下以下の力士が場所前と場所中に外出し、複数人と同席して会食したことが露見。ともに接待を伴う「夜の店」とされる飲食店だったことから、阿炎は今場所中、自宅謹慎とされたばかり。

 芝田山広報部長(57)=元横綱大乃国=によれば、田子ノ浦親方の飲食は接待を伴う「夜の店」ではなかったが、関係者によると、かなりの深酒だったとされる。外食した時期は「本人が場所中かどうか、わからないといっている。写真があるのなら、わかりそうなもんだけど」と不明瞭な返答に首をかしげた。

 田子ノ浦部屋の弟子は元大関の幕内高安ら15人。荒磯親方(元横綱稀勢の里)が部屋付きとして所属している。自身の立場を忘れた軽率な行動に、芝田山部長は「泥酔はまずい。協会一丸で(感染予防対策を)やっているんだから気をつけてもらわないと困る。自覚のなさというか、浅はかな行動を取ってほしくない」と断じた。

 阿炎の問題行動を受けて、協会は27日に7月場所開催に向けた感染予防のガイドラインの熟読を八角理事長(元横綱北勝海)名で各部屋へ通達した矢先とあって、芝田山部長は「たくさんのなかで1人、2人がこういう行動を取ると大きな問題になる。ガイドラインをつくって感染予防をしている以上、世間はより厳しい目で見ているということを自覚してもらいたい」。協会関係者によると、場所後の定例理事会で阿炎と同様に議案となる可能性が高く、処分の対象になる可能性が浮上する。

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