空手の形でドーピング違反 上村に10カ月資格停止

 日本アンチ・ドーピング機構(JADA)は13日、空手の形男子で2018年世界選手権の団体を東京五輪代表の喜友名諒らとともに制した上村拓也(いずれも劉衛流龍鳳会)にドーピング違反があり、昨年10月17日から10カ月間の資格停止処分を科したと発表した。

 JADAによると、昨年9月の抜き打ち検査で気管支拡張作用のある禁止物質「ツロブテロール」が検出された。上村はぜんそくの治療のために医師から処方された治療薬に禁止物質が含まれることを確認して破棄。だが説明書を薬箱に入れていたため、使い切ったと思い込んだ母が自身も処方されていた同じ薬を補充し、上村が使用してしまったという。

 全日本空手道連盟によると、資格停止により一定の制裁を受けたとして、強化指定の取り消しなどの処分は科さない方針だという。

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