五輪後からの無敗守る チェン、4度の4回転

 重圧をはねのけ、壮絶な頂上決戦を制した。チェンは羽生が直前に出した現行ルールの世界最高得点をすぐに塗り替え、グランプリ(GP)ファイナルとの2年連続2冠を達成。5位に終わった失意の平昌冬季五輪後からの無敗を守り「とても満足している。点数は驚異的で想像していた以上」と喜んだ。

 羽生の演技後、観客席から投げ込まれたぬいぐるみなどでリンクが埋め尽くされる異様な光景だったが動じなかった。冒頭に挑んだ高難度の4回転ルッツを決めて勢いに乗るとフリップ、トーループの4回転を成功し、後半には4回転-3回転の2連続トーループ。大技を4度組み込んだ構成で、技術点だけで羽生を10・98点も上回った。

 「(羽生)結弦が競技全体や自分のレベルを上げてくれた」と敬意を込めた19歳の求道者は「フィギュアには完璧がない。4回転だけでなく、感動的な演技とか、まだまだ向上できる」と力を込めた。

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