羽生、史上最大の逆転へ行くぞ4回転ループ!/フィギュア

 フィギュアスケート・世界選手権第3日(22日、さいたまスーパーアリーナ)試合のようだった。サブリンクでの練習終盤。3連続で4回転ループを決めた羽生が、拳を握った。勝負を左右する大技への覚悟が垣間見えた。

 「跳ばないといけない使命感がある」と気概を示す。クリーンな着氷は5度。高確率とはいえずとも、リンク脇の時計に視線を向けながら最後まで跳び続け、ギアを上げた。ミスは許されない。基礎点10・5点で得点源となる4回転ループの出来が鍵を握る。今回同様、右足首のけがからの復帰戦だった2018年平昌冬季五輪では回避したが、このフリーでは冒頭で挑む見込みだ。

 首位のネーサン・チェン(19)=米国=とは12・53点差。16年にハビエル・フェルナンデス(スペイン)がひっくり返した史上最大の12・04点差よりも開く。「自分には経験がある」。過去2度、逆転で世界一となった不屈の王者が本領を発揮する。

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