錦織圭「いいところなく終わった」 サーブに翻弄され完敗、楽天OP4年ぶりVならず

 期待された4年ぶりの優勝には一歩届かなかった。決勝まで1セットも落とさず勝ち上がった錦織は、今年4月の初対戦で勝利していたメドベージェフによもやのストレート負け。「きょうはいいところなく終わってしまった」とうなだれた。

 198センチの長身から早いタイミングで打ち下ろす相手の強烈なサーブに翻弄され、第1セットだけで6本のサービスエースを決められた。ミスが相次いでブレークされた第4ゲームを含め、第3ゲームから3つ続けてラブゲームで失うと歯止めが利かず、わずか25分でこのセットを落とした。第2セットは「タイブレークまでいけばチャンスが生まれる」と気合を入れ直したが、ラリーで根負けする場面や簡単なミスが目立ち、最後まで流れを引き寄せられなかった。

 2016年2月のメンフィス・オープン優勝を最後に、決勝では8戦続けて勝てていない。ただ右手首負傷による長期離脱を乗り越え、全米オープン4強など復調してきた現状には手応えも感じている。「十分すぎる1年。気持ちを切り替え、残り数大会を楽しんでやりたい」と28歳は前を向いた。(奥村信哉)

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