羽生、転んじゃってもV「また自分に火がともった」 フィギュア

 フィギュアスケート・オータム・クラシック最終日(22日=日本時間23日、カナダ・オークビル)男子SPで首位発進した五輪2連覇の羽生結弦(23)=ANA=が、フリーは165・91点の2位にとどまったが、合計263・65点をマーク。2月の平昌五輪以来となる右足首故障からの復帰戦を優勝で飾った。勝敗を度外視してスケートを楽しむことを今季のテーマとしたが、演技にはミスもあり、絶対王者の闘志に再び火が付いた。

 悔しさのあまりほえた。演技を終えた羽生が肩で息をする。同じ練習拠点とする16歳の車俊煥(韓国)に合計スコアで3・87点差に迫られた。SPの貯金で逃げ切っただけに、絶対王者が満足できる訳がなかった。

 「自分が滑りたかったプログラムに対しての実力が、あまりにも足りなかった」

 黒を基調とした衣装を身にまとう。敬愛するロシアの“皇帝”エフゲニー・プルシェンコが用いた演目をアレンジした新フリー「ニジンスキーに捧ぐ」を滑り出した。4回転サルコーで転倒。その後、規定で基礎点が0・8倍になるのを承知で4回転トーループ-トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を狙いにいった。生粋の挑戦者らしい美学を貫いたが、4回転が2回転になって連続ジャンプにできない失敗に終わった。

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