宮里藍、東京五輪コーチ辞退 文書で「コーチング経験なく難しい」

 日本ゴルフ協会(JGA)は3日、2020年東京五輪の女子担当コーチ就任を3月に要請していた宮里藍(33)から断りの連絡があり、起用を断念すると発表した。今後の方針や人選は、9月に再考されることになった。

 東京五輪で期待された「宮里藍コーチ」誕生はならなかった。

 宮里はJGAに6月中旬、正式に断る意思を伝えた。JGAがこの日発表した文書では「昨年現役を引退したばかりでコーチング経験がなく、まずはコーチングについて深く学んでいきたいと考えているところでの要請だった。最終的には今回はまだ難しいと判断するに至った」と辞退の理由も記された。

 昨年9月の現役引退後から五輪コーチに推す声があがり、JGAは今年3月に正式オファー。米ツアー通算9勝を挙げ、世界ランキング1位に輝いた実績と強烈な存在感は、日本女子を金メダルへと導く役目に適任と思われた。しかし、6月21日に37歳のマネジャーとの結婚を発表。結婚を辞退の理由にはしなかったが、中途半端な形でコーチ業を受けたくなかったのが本音だろう。

 宮里と直接会ったJGAの山中博史専務理事(55)は「彼女の考えを尊重したい」としながらも、2024年パリ五輪でのコーチ就任を期待した。今後の人選については、9月のJGA五輪競技対策本部強化委員会で協議される見通しで、アマチュア日本代表で実績を積み、畑岡奈紗(19)らから信頼される豪州人のガース・ジョーンズ氏(46)が候補に挙がりそうだ。

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