日本ハム・清宮、22打席ぶり安打 頼れる“アニキ”の存在 主将・中田の堅守に発奮

 長い無安打のトンネルにはまり込んでいた、日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手(18)=早実高。15日の西武戦(東京ドーム)で、主将の決死のダイブに奮い立ち、22打席ぶりの快音を響かせた。

 9日のオリックス戦(京セラ)でプロ1号を放って以来、ぱったりと当たりが止まった清宮だが、この日も「7番・左翼」で先発。7回の第3打席に高め142キロを右翼線に運び、好判断で二塁まで到達した。

 久しぶりの安打の伏線は直前、両軍無得点で迎えた7回表の大ピンチにあった。「中田さんが素晴らしいプレーを見せてくれて。あのプレーが奮い立たせてくれた」。そう清宮が熱弁したのが、2死満塁で中田翔内野手(29)が見せたダイビングキャッチだ。相手の4番・山川のファウルゾーンへの飛球を、カメラマン席のフェンスも恐れず好捕した。

 主将の勇気あるプレーで危機を脱出。「この回に何かが起こる。この回に点を取らなきゃ、もうチャンスは来ない」。清宮が直感したとおり、その裏先頭のレアードが均衡を破るソロ本塁打。自らも二塁打で続き追加点につなげた。普通の18歳のルーキーなら、自分のプレーで精いっぱいになってもおかしくないが、大物らしく試合の流れやベンチの空気を感じ取りながらチームの輪の中にしっかり加わっている。(片岡将)

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