楽天・今江、天国の母が「打たせてくれた」1打点1万円を寄付

 (パ・リーグ、オリックス1-9楽天、9回戦、楽天5勝3敗1分、13日、京セラ)楽天は13日、オリックス9回戦(京セラ)に9-1で大勝。昨年7月以来の4連勝で、同一カード3連勝も今季初となった。今江年晶内野手(34)が、4打数3安打1打点と打線を牽引(けんいん)。母の日に、2009年2月に50歳で亡くなった母・寿美子さんに勝利を届けた。

 「天国からパワーをくれて打たせてくれたのかなと思う。いい恩返しができた」

 2-1の五回に相手を突き放す3点目となる中前適時打を放つなど、ベテランの打棒が光った。

 9年前に母を亡くしてからも、思う気持ちは変わらない。小、中学校時代は野球をする姿を優しく見守ってくれた。「息子からすると、大切な存在ですよね」。がんで闘病する姿を見て、今の自分にできることを-と考えるようになり、現在は1打点につき1万円を「NPO法人ミルフィーユ小児がんフロンティアーズ」へ寄付している。

 今季3度目の猛打賞。昨年は7月に左手首の手術を受け、残りのシーズンを棒に振ったが、今季は「開幕から調子は悪くない」と充実感をにじませる。息を吹き返したチームの中心に、今江がいる。 (伊藤昇)

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