中日・松坂の恩師・渡辺元監督「倒れない、生きていくんだ」という気持ち感じた

 (セ・リーグ、中日1-2阪神、5回戦、阪神3勝2敗、19日、ナゴヤD)ナゴヤドームが“ダイスケ劇場”と化した。七回二死満塁の大ピンチ。中日・松坂が代打・上本をカットボールで空振り三振に仕留めた。激しいガッツポーズを繰り出すと、2万6904人で埋まったスタンドからは地鳴りのような大歓声が起こった。今季2度目の先発マウンドは、123球の熱投だった。

 高校時代に松坂を指導した横浜高元監督の渡辺元智氏(73)は、横浜市内で教え子の投球をテレビ観戦。「立ち上がりの1球目を見て、今日はいけるだろうと思った。でも、(二回に)死球で走者を出して、クイックモーションで投げなければいけないようになって、若干、不安定な部分も出ていた」と分析した。

 二、四回に失点したが、7回を投げられたことで今後に大きな期待が持てたという。「『倒れない、生きていくんだ』という強い気持ちを感じた。1軍の打者と試合で対戦しながら、修正していくタイプなんだと思った」と粘りの投球を評価。先発起用している森監督と巡り合えたことも、松坂には追い風となっているという。

 最後には、「今日は、勝ってもおかしくなかった。次が見える投球に感動したね」と教え子の好投をたたえていた。

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