横綱・稀勢の里が春巡業合流 十両と10番、精力的に

 大相撲の春巡業は12日、埼玉県草加市で行われ、左大胸筋などのけがで6場所連続休場中の横綱稀勢の里が合流し、幕内上位の経験もある十両佐田の海と10番続けて取るなど精力的に動いた。関取と胸を合わせるのは3月の春場所前以来で「気持ち良かった。しっかり巡業で体をつくっていきたい」と冷静に語った。

 左を固めて当たってから左四つで寄ったり、突き、押しや左おっつけを使ったりした。8勝2敗で、敗れたのはおっつけ切れずに脇が空いたところを差される形だった。復活のためには武器の左おっつけが戻るかがポイントの一つ。本人は左の攻めについて多くは語らず「また明日に向けて、日々やっていきたい」と言うにとどめた。横綱土俵入りと取組も行った。

 次に出場する場所に進退を懸ける覚悟を示している。横綱審議委員会は夏場所(5月13日初日、両国国技館)の出場にこだわらず、納得のいく状態での復帰を求めている。稀勢の里は「初日まで、まだ時間がある。やるべきことをやるだけ。15日間、しっかり闘えるように心と体の鍛錬をしていきたい」と自らに言い聞かせた。

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